◆「カトリーヌ・ド・クレーブの時祷書」がオンラインアーカイブ化 [Cool]

「カトリーヌ・ド・クレーブの時祷書」がオンラインアーカイブ化
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さてはて、この本が何だかわかる人はほとんどいないと思うんですけど、エルエルも全くわからず「悪魔崇拝の本かー?召喚儀式載ってるかー?」っと最初は思ったのですが、載ってたら是非実践しようと思ったんですけどそういう本じゃなかったよ。
まず「時祷書(じとうしょ)」ってのは、12世紀頃に始まったキリスト教の信仰や礼拝の仕方などを個人の人用にまとめた物なんだそうで、今回の場合はカトリーヌ・ド・クレーブさんが作らせた本と言うことなんです。
つまり貴族などが作らせたオリジナルの時祷書と言うモノは全てこの世に1冊しかないんでしょうけど、このカトリーヌさんが作らせた時祷書「The Hours of Catherine of Cleves」は現在はニューヨークにあるモーガン図書館が所蔵しているそうで、そのオリジナルをデジタル化してネットで公開したのが今回のモノっと言うことです。
スキャンした紙はつまり15世紀の本ってことなんだと思います。500年ほど前の本っと言われると、なんともその貴重さってのが素人的にもわかる感じ。
ちなみにこの本ですが、キリスト教徒の皆さんの間では有名?なんだかどうか知りませんが、写本と言うかコピー本と言うか現代風な本としても一応発行しているようで、日本のアマゾンで検索すると洋書がなんかいろいろ引っかかります。
Wikipedia:時祷書
海外のWikipediaに「Hours of Catherine of Cleves」の項目があるのですが、どうやらこの本が作られたのは1440年頃みたいです。
この女性が1430年にArnoldさんと言う男性と結婚をするときに作らせたものなんだそうで、しかし完成までにはエライ時間がかかったと見られており、本の中に出てくるコインに初期の製作年代が出ているそうですが、完成したのは1440年頃と見られているそうです。
作ったのはオランダ人のアーティストらしい。
モーガン図書館のページの方に、このカトリーヌさんって人のことが書いてありました。
この人は1417年〜1476年まで生きた人で、1430年にEgmond家のアーノルドと言う男性と結婚をしたそうで、オランダのGueldersと言うところで公爵夫人となったそうです。
しかし結婚生活は幸せなものでは無かったそうで、夫との間には6人の子を産んだそうですが生き延びたのは息子が一人だけで、夫との結婚生活も1440年までには一緒に生活することを拒否していたそうです。
そののちに、夫との間にそのたった一人の息子のアドルフの親権争いが勃発し、息子と母親VS父親の争いに発展して、息子は「父親は同性愛者だ!」っと言うウワサまで広めたそうです。(この当時の同性愛者ってのはおそらく相当の禁忌であったんだと思います)
この争いは地元をも巻き込んだものとなり、1465年に母親と息子が父親を捕らえて収監までしたそうです。そして父親に退位を強制して、代わりに息子が公爵として即位し、その後も父親支持者との争いは6年間も続いたそうです。
1471年になって今度は父親のアーノルドが自由の身になって名誉を回復させると、息子のアドルフが収監され今度は母親側が恐怖でかられるような立場になり、結局1473年に夫のアーノルドが死亡したそうですが、妻と子供への相続権は一切与えなかったそうです。1476年に妻のカトリーヌも死亡し、この時息子のアドルフは未だ檻の中に捕らえられており、母親は息子と会うことなくこの世を去ったそうです。
息子のアドルフも釈放されたそうですが、その1年後に死亡したとのこと。
これを読むと、なんども不遇の人生を送った女性だったようです・・・。
ムムム?
フランスのギーズ家のアンリ1世って人と結婚した人にも同じ名前のカトリーヌ・ド・クレーブさんって女性がいるみたいなんですが、こっちの人は年代が合わないので全く別の人?
こっちのカトリーヌさんは1548年生まれなので、多分全くの別人かと。
もう読めば読むほどワケがわからなくなってきたので、どっか間違えてたらゴメン。
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