◆小さなモノもつかむことが出来るバイオニックフィンガー [Science]
写真の手は、イギリスのTouch Bionics社が作った世界初のバイオニックフィンガーだそうです。何らかの理由で指がない人のその手の代わりとなる人工の手です。
この手は「ProDigits」と言う名前で、つけている人の思い通りに動かすことが出来て、通常の手の普通な動きをほとんど同じように動くことが出来るそうです。何でも、これは事故や病気で指を失った人や、先天的に生まれたときから指がない人のためのもので、部分的に手が残っている人のための義手なんだそうです。(あくまで「手」と言う位置づけってことだと思います)
元プロピアニストのスペイン人のMaria Iglesiasさんはこのバイオニックフィンガーの世界で最初の装着者の一人で、値段的には5万7千〜7万3千ドル(500〜700万円)の費用がかかるそうです。
このタッチバイオニクス社は既に人工腕の「i-LIMB」も実用化として商品化しており、こちらの人工腕は世界で既に3000人もの人が装着をしているそうです。
医師と科学者の間では、この人間の腕の動きを複製させるための装置の研究と言うのはとても盛んに行われているそうですが、やはり手の部分の複製と言うのはとても難しいそうです。今までも人工で作られる手などはありましたが、それらは二本のフック状のモノをつまむだけの形にしか過ぎなかったそうです。(ロボットみたいな手のことです)
しかしこのタッチバイオニクス社が開発をしたProDigitsは細かい動きも出来るようになり、指や親指がないひとなどでもフォークを持ったり、ティーカップを持ったりする動きも出来るそうです。
指を1本ずつ動かすことも出来るし、拳を作って握るように全ての指を動じに動かすことも出来るそうです。
このバイオニックフィンガーは全て受注生産のオーダーメイドで作られるそうで、個々の装着者の人にあるようにソケット部分が作られるそうです。
装着面には筋肉からの信号を受信するセンサーと、タッチパットのような形の感圧式のスイッチが内臓されているそうです。また、指が何かものをつかんだことを検出するセンサーもついているそうです。
※リンク先は、もしくはこちらに装着者の人の動画がありますよ。
映像を見るとさすがに人間と同じようにグーパーグーパーとまでは出来ないみたいですが、でも例えば両手の指がないひとなどからすると、この技術の進歩ってのはスゴイことだと思いますよ。
小さなクッキーとかもちゃんとつかんでますし。
日本はどちらかと言うと、こういう生物工学的なモノよりも完全な機械のロボットの開発の方が活発のような気がしますが、どっかこういうのを開発してるところもあるんですかネ?
こういう記事はみんな大体外国の会社の話で、日本の会社のは見たことがないな・・・。


