◆イスラエルで2000年前の地下空間が発見される [Science]
これまた2000年前の穴がそのまま残ってるってのも凄いんですが、イスラエルのヨルダン谷で
考古学者のAdam Zertal氏が今から2000年前のモノと思われる地下空間を発見したそうで、しかも広かが0.4ヘクタール(約4000平方メートル)にもなるものすごい広い場所なんだそうです。
今年の3月に岩盤に穴が開いてるのが発見され、その穴に入るとこの広大な地下空間が広がっており22本もの太い柱があり、まるで宮殿のようだったそうです。
更に柱には31個もの十字架が掘ってあり、他にもローマ軍が残したと思われる模様や、ゾディアックサイン(黄道十二宮、占星術に使う十二星座の丸いヤツ)が掘られていたそうです。

(これがゾディアックサイン、黄道十二宮と思われるもの。紀元1世紀頃のモノと推定されるそうです)
Zertal氏は、この場所が古代のキリスト教徒の隠れ家として使われていた可能性があるそうで、その他にもローマ軍が隠れるのにも使用したかもしれないそうです。
仮に初期のキリスト教徒がこの場所を隠れ家として使ったとするならば、それは西暦313年以前と言うことになるそうで、西暦313年に時のローマ帝国のコンスタンティン王がキリスト教を宗教として正式に公認したそうで、つまりそれ以前はキリスト教は異教徒として迫害などをされていたんだそうです。
ただし、別の考古学者のJodi Magness氏は、この十字架だけを見てもこの場所がキリスト教徒の避難所として使われていたかどうかはわからないっと言っているそうです。つまり十字架が313年以前に掘られたモノなのか?と言うことがわからないからです。313年以降であればキリスト教徒は隠れる必要はないからです。

(これが実際の十字架が掘ってあるモノ)
この地下空間の製作が始まったのは西暦0年前後と見られているそうで、紀元前37〜4年までこの一帯に君臨したヘロデ王がローマから戻ってきて、そしてヨルダン谷を開発する計画を立てたそうです。
十字架が掘ってあるからと言ってすぐにここが初期キリスト教との隠れ教会だったとは言い切れないそうで、たまたま取りすがりの巡礼者の人達が掘っただけの可能性もあるそうです。ただし、この一帯と言うのは修道院などの活動が盛んだった場所であるそうで、その為にこの地下空間が何らかの宗教的な活動と結びついていても不思議ではないそうです。
この地下空間は地下10mもの深さにあるそうで、何でこんなに深い場所に作ったのか?ってのも疑問の一つらしい。
元は採石場跡だと見られているそうですが、通常ならば採石場は作業が楽な地上に作られるものですが、しかしこの一帯では地下採石場と言うモノはそんなに珍しくもないそうで、石を採掘した後に別の用途でその空間が再利用されることも多いそうです。
・・・・・・・・。
2000年前ってのがすごいよネ。
何か他にすごいモノとか発掘されると面白いんですけど、それは今のところ書いてないので見つかってないのかと。


