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2009年02月06日

◆クジラの超ご先祖様は陸地で出産をしていた  [Science]

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クジラの超ご先祖様は陸地で出産をしていた

世の中にはダーウィンの進化論が大ッキライな宗教熱心な方々が結構いらっしゃるのですが、まーそんな皆さんもサルから進化したように、今は海を泳ぐクジラも大昔は陸地で出産をしていたことがわかったそうです。

これはパキスタンの砂漠で発見された妊娠していたクジラの化石を調べたらわかったそうで、そのクジラは今から4700万年前に生息していた「Archaeoceti」と言う名前で、今では絶滅してしまったクジラのご先祖様の「Maiacetus inuus」と言う種に属しているそうです。

この化石は今から9年前に発見されて、ミシガン大学の考古学者であるPhilip Gingerichさんはクジラの成体の骨と胎児の骨が混ざっていることに気付き、特にその胎児の頭の位置に注目したそうです。
胎児は「頭を下」にした状態で見つかったそうで、これは人間も通常は一緒ですが陸上の生物と言うのは生まれるときに母親の子宮からは「頭」から出てくるそうで、それに対して海洋生物というのはシッポから生まれてくるモノなんだそうです。

初期のクジラが陸上で出産をしていたと言うことはそんなに驚くべきことではないそうで、水中での出産と言うのは危険が多いんだそうです。生まれたばかりのクジラはおぼれてしまったり、他の動物に食べられてしまったりする危険性が高いんだそうです。陸上では生まれてきた子供はすぐに身を隠さなければなりませんが、それでも水中で出産するよりは安全とのこと。

クジラが最初は陸上で生息をしていて、次第に現在の様な姿になったことは既に化石などによって明らかになっているそうですが、今回のこの発見は更にその理論を盤石にする発見だそうです。

個人的に一番驚きだったのは、今回のこの発見をしたPhilip Gingerichさんは、これまでに30年間もの間この陸上生物が海洋生物に進化していく過程の証拠の化石を探し続けていたそうで、エジプトやパキスタンの砂漠の砂を掘り続けていたそうです。今は砂漠ですが、当時はこの辺りが海だったそうです。
その中で今回の発見は大きなモノでしたが、それでも陸上生物が海洋生物に変化していく過程にはまだまだわかっていない未知の部分が多いとのこと。(いわゆる「ミッシングリンク」ってヤツです)

ずっと昔のクジラのご先祖様は図の上のように、毛皮でおおわれており4足歩行の雑食動物であったそうですが、それが約5000万年前には両生生物になり、4500万年前には完全に海に住むようになったそうです。そして次第に足などが退化していって、現在のような姿になったと考えられるそうです。

今回発見された化石は全長2.6mで、2本の後ろ足が残っておりそれが背骨へと繋がっていたそうです。(現在のクジラは後ろ足が退化してそのような関係はまったく残っていないらしい)
Gingerichさんによるとクジラのご先祖様は最初は海岸沿いで死んだ魚を食べていて、そして次第に水中にはエサが豊富にあることがわかるようになって、そして海洋生物になったと考えられるそうです。アザラシやアシカも同じような状態だったそうですが、彼らは途中で生物的な海への移行をやめて現在のような姿になったんだそうです。

・・・・・・・・。
へーっとしか感想のしようもないのですが、クジラに毛皮があって陸上を歩いている姿ってのはこれまた何とも想像しづらいですよネ。

ちなみに余談ですが、宗教家の方々(って言うか、おもにキリスト教の福音派とかロシア正教の皆々様)がダーウィンの進化論を信じていないってのは、「人間はサルから進化したんじゃねーよ。偉大なる神様が作って下さったんだ」っと言い張っているため。

まー実際は宇宙人によって地球に連れてこられた・・・ってのが正解なんですけどネ。
って、それじゃーラエリアンムーヴメントとネタがカブるよなぁ〜(笑



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