◆ドイツで両腕同時の移植手術が行われる [Science]
日本では他人の腕の移植手術自体事例を聞いたことがないのですが、ドイツで両腕を同時に移植する手術が行われたそうです。切断してしまった腕の再接合ではなくて、他の人間の腕の移植ですからネ。
患者は今から6年前に事故で両腕を失った男性で、移植された腕は手術のちょっと前になくなった10代の男性の腕であると思われているそうですが、手術が行われたミュンヘンクリニックでは両者ともに名前などは公開されていません。
15時間にも及ぶ手術は先週行われ、手術は成功して患者さんは回復をしているそうですが新しい腕を動かせるようになるまでは2年くらいかかるそうです。
ミュンヘン大学クリニックの責任者であるReiner Gradinger医師は、今回のこの40人もの医師と看護婦とアシスタントを必要とした手術について「再接合(移植)は技術の進歩によって可能になりました」と話しているそうで、外科医のEdgar Biemerさんは今回の移植が患者と新しい腕の間で血液が行き来するようになったことで成功し、なぜならば筋肉には寿命があるために血が通わないとダメになってしまうそうです。
技術的な問題と同時に、患者とその移植する腕が誰の腕なのか?と言うことについてきちんと話し合わなければならず、これは最初の頃の心臓移植の頃にも論議があり、今回は誰も心配することはなかったとのこと。
現在は拒絶反応などに注意して患者さんを注意深く見守っているそうです。
移植した腕が動くようになるのか?ってことに関しては、今はまだ動かすことができないそうです。しかし医師は患者の神経ネットワークが1日およそ1ミリメートルずつ拡大されていることを望んでいるそうです。仮にその速度で神経が回復したとしても、腕を動かせるようになるまでは2年を要するとのこと。
イギリスの移植医学の専門家のNadey Hakim医師によると、腕を移植することは骨と神経をつなげればそれ自体は容易なことなんだそうです。しかし移植した腕に感覚が戻り、さらには曲げたり動かしたりできるようになることは容易なことではないそうです。患者さんは何ヶ月にもわたって毎日リハビリの物理療法を必要とするとのこと。
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日本の場合はこういうことに関しては移植よりも高性能の義肢の開発の方が進んでいそうな印象がエルエルにはあるんですけど、今後再生医学などが進めば自分の細胞から培養した腕などを移植することができる時代がやってくるんですかネ・・・・。

