◆ランナーにとっての義足は有益すぎるのか? [Science]
何らかの原因で足を失ってしまった人は義足をつけますが、今回の話はそのスポーツ用の義足は走る上で生身の人間よりも有益すぎてしまうのではないか?!って言う、なんかとっても今までは考えもしなかったような内容なんです。つまり「義足の方が早く走れてしまうんじゃないのか?」ってことです。
リンク先に実際にスポーツようの義足をつけて陸上の短距離の試合に出ている映像があるのですが、走っている人はOscar Pistoriusさんと言う人で両足が義足のランナーです。しかし彼はそのハンディキャップをものともせず、傷害を持っていながらも公式の通常のレースに出場することが認められた初めてのランナーなんだそうです。彼は足にカーボン繊維で出来たスポーツ用の義足をつけています。
そして彼は実際にローマで行われた陸上大会に出場して、400m走で見事2位になりました。
彼は今年の6月にこのように公式なレースに参加する許可を得て、最終的には北京かロンドンでのオリンピック出場を目指しているそうです(パラリンピックではなくて普通のオリンピックの方です)。
しかしIAAF(国際陸上競技連盟)は、彼の義足が実は有益すぎる不公平さをもたらしているのではないか?っと言う懸念があるそうです。レースの映像を見ればわかるのですが、通常の人ってのは走り始めて400m走の最後の方ともなるとスピードが落ちるモノなんだそうですか、彼の場合は後半の方はスピードアップしているのがちょっと不思議である・・・っとIAAFは思ってるらしい。
これに対してPistoriusさんのコーチによると、それはただ単に義足で走る場合は最初のいスピードアップするのに多くのエネルギーが必要であるためっと言っているそうです。
二つ目の懸念と言うのは、義足の場合は走った際の一歩のストライド(歩幅)が通常よりも大きすぎないか?っと言うこともあるそうで、さらには通常は筋肉を使うと疲労物質の「乳酸」が出るのですが彼の場合はそれも出ない(って足がないので当たり前ですが)と言っているらしい。
このようなことが言われているそうですが、彼は紛れもなく実力のあるスポーツマンであるそうです。
しかしながらやはり通常と全く一緒と言うのはまたムズカシイそうで、陸上の場合は雨が降っても試合はやりますけど彼の場合は地面が濡れていると義足が滑るので走るのは難しいそうです。
・・・・・・・・。
まだまだこのような試みってのは始まったばかりだと思うのですが、技術の進歩とともに傷害のある人もスポーツを出来るのは良いことなんじゃないの?
映像を見るとわかりますけど、この人はとにかくめっちゃ速いよ。

