◆突然の心臓発作の時は「人工呼吸」はしない方が良い? [Science]
※これはあくまでも新しく提言された研究結果の一つであり、必ずしもそれが最善の策ではないと思いますのでご注意を。
心臓発作で人間が倒れると、今まででは「心臓マッサージ」と「マウスツーマウス人工呼吸」による心肺蘇生処置(通称:CPR)と呼ばれる行動をとるのが良いとされてきましたが、新たな研究では人工呼吸はせずに心臓マッサージのみを行った場合の方が、心臓発作後の脳への後遺症を抑えることが出来るかもしれないとする集計結果が出たそうです。
日本の駿河台大学病院の長尾建医師(もしかしたらお名前の漢字違うかも)が、突然の心臓発作にかかった大人の患者の4000人以上ものデータを収集し集計しました。
その内、11%の人が心臓マッサージのみを受け、18%の人が従来の心臓マッサージと人工呼吸による心肺蘇生処置を受けたそうです。残りの人はレスキューが到着するまで何の処置もされなかったそうです。
心臓発作を起こすとまず怖いのが、脳が低酸素状態になり障害を負う可能性です。
今回の集計では、レスキューが到着するまでに心臓マッサージのみを受けた人の19%が脳に障害もなく生還し、心臓マッサージと人工呼吸の両方を受けた人は11%の人が良好の結果を得られ、レスキューが到着するまで何も処置されなかった人の場合は8%の人が脳に何の障害もなく生還したという集計結果だったそうです。
アメリカのアリゾナ大学の蘇生術の専門家であるゴードン博士によると、人間は突然の心停止から脳に障害を負った場合はほとんどが生き延びることは出来ないそうです。
博士によれば、心臓発作を起こして倒れた直後ってのはその人間の身体の中の血液にはまだまだ生存に十分な酸素が含まれており、そのために早急な人工呼吸は不要なんだそうです。その代わりに持続する心臓マッサージの方が身体の為にはいいそうなんです。(一人で従来の心肺蘇生処置をすると、人工呼吸をしてマッサージをして・・・っと交互に行わなければならないので)
ただし、全てが全てこのようなケースとは限りません。
例えば麻薬のオーバードーズ(過剰摂取)や溺れて心停止になっている場合などは、血液中の酸素濃度が低いので人工呼吸も有効な手段となるそうです。
ゴードン博士によると、今回の駿河台大学病院の研究結果は多くの人に心臓マッサージを推奨するきっかけになれば良いと言っています。例えば外出先などで、見知らぬ人にマウスツーマウス人工呼吸をするのは抵抗感がありますが、心臓マッサージのみならば従来の処置をおこなった人の数の5倍もの人が行うと示唆しています。
誰でも心臓マッサージの技術を学び、もしもその機会に遭遇したのならば実践するようにすることが重要です。大人の心臓マッサージってのは、身体に血液を起こる為には1分間に100回ものマッサージが必要とされているそうです。
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日本の場合は車の免許を取る時とかは一応一通りの心肺蘇生処置は習いますよネ。
まず大声で回りに助けて求めて〜気道を確保して〜ってヤツです。確かにゴードン博士の言うとおりに「心臓マッサージのみならば赤の他人でも抵抗がない」ってのはあるかもしれません。
ちなみにマッサージするときは「1分間に100回」ってのはかなりのスピードだと思いますよ。
