◆月の土ぼこりは人体に悪影響 [Science]
エルエルが11歳になる頃には人類もホントに月観光とかに行ってるかもしれませんけど、NASAは2020年にも月に宇宙飛行士を滞在させる計画を立てているのですが、それに伴い月面に存在する「月の土ぼこり」が人体に及ぼす悪影響について調べているそうです。
研究では、地球などと同じような感じで月面においてチリボコリを口から吸うと、そのものすごく小さい粒子が身体に入って人体に悪いそうなんです。研究チームは現在マウスによる実験を望んでいるとのこと。
NASAはアポロ計画で一度月面に降り立っていますが、あの頃からこの月面での小さな粒子が身体に悪いことは言われているそうです。
アポロ17号で月面に降りたハリソン・H・シュミット宇宙飛行士は、月面で活動をした後に宇宙船モジュールにおいて宇宙服についた細かい月の土の粒子による「lunar dust hay fever(月の土ぼこりの花粉症)」についてNASAに実際に苦情を言ったそうです。
NASAは今後のもっと長期にわたる人類の月面滞在に関して、この問題に取り組んでいるそうです。
NASAの科学者による「Lunar Airborne Dust Toxicity Advisory Group(LADTAG)」が組織され、まずはこのホコリの特徴をつかむために研究をしています。
研究者によると、3ミクロン以下(1ミクロンは1mの100万分の1)の土の粒子が問題であうと考えられています。それは月の土全体の1〜3%た潜在的に危険とされているそうです。(%的には少ないけどかなりの数字です)
2.5ミクロン以下の粒子と言うのは人間が口から吸い込むとそれが肺の組織に刺さり、炎症を引き起こす可能性があるそうです。今日本でも問題になっている「アスベスト」と同じような影響があります。
テネシー大学の研究チームによれば、月の土の1%くらいは1ミクロン以下の粒子で出来ているそうです。100ナノメートルよりも小さい粒子だそうです。(ナノメートルってのは1mの10億分の1)
それらは、月面に小隕石などが衝突したときに出来るガラスのような粒子なんだそうです。10〜20ナノメートルものものすごい小さな粒子は「nano-phase iron」と呼ばれているそうで、このくらい小さいモノは口から吸い込むと肺を通って血液に混ざって体内を循環してしまいます。これは血液中のヘモグロビンに作用し、大量に吸うと丁度一酸化炭素中毒と同じような症状になってしまうそうです。
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これらの月の土ぼこりについての対処法などについてですけど、このナノフェーズ鉄ってのは磁石などに簡単にくっつくそうです。なのでNASAが今後開発する住居モジュールなどには入り口にそんなシステムがつくのかもしれませんネ。

