◆ドイツに建立されたホロコーストの慰霊碑 [World]
先日お話した、ドイツにこの度建設された第二次世界大戦のホロコーストの慰霊モニュメントです。いろいろBBSで教えてもらったので。
こちらに写真があります。
こちらの記事の写真の方が一つ一つの大きさがわかりやすいです。
ヤフードットコムのスライドショー(ページ上の→って矢印で次の写真へ)
サムネイルを見ると大きさがわかりませんけど、かなり巨大なモニュメント。
以下、ヤフードットコムのニュースより。
このモニュメントは第二次世界大戦で犠牲となった600万人のユダヤ人を追悼し、その記憶を風化させないために作られました。ドイツのシュレーダー首相とホロコーストの生存者と共に激しい討論をし、17年もの歳月をかけて計画され建立されたものです。ヨーロッパにおけるユダヤ人の大量虐殺と言うナチ犯罪を伝えることのできるモニュメントとして・・・。
デザインを行ったのはアメリカの建築家ピーター・アイゼンマンさんで、このモニュメントは全部で2711枚もの墓石のような石からなり、その中を人々が歩くことが出来るようになっています。
1989年にベルリンの壁が崩壊した頃からモニュメントの設置の話が出始め、それ以来ホロコーストのモニュメントとしてどのようなモノにするのか?って言うのを激しい議論があったそうです。
中には「抽象的過ぎる」と言う人もいるし、「都市部のど真ん中に置くのは好ましくない」と言う人もいます。
このメモリアルのキャンペーンを先導したジャーナリストのLea Roshさんは、およそ半数のドイツ人がこのモニュメントの設置に対して何らかの反対意見を持っているとしているそうです。
英国BBCにも記事があるのですが、このモニュメントが建てられた場所はブランデンブルグ門のすぐ近くて、ほんとに都市部のど真ん中に建設されました。場所についても賛成、反対意見さまざまだそうで、でも結局は「ドイツとして第二次世界大戦の時に犯してしまった過ちを直視する」と言う意味も込めて作られたそうです。
ドイツでは近年戦争の歴史を知らない若者が増え、ニュースだと24歳以下の約半数もの人が「ホロコースト」の意味自体を知らないと言うショッキングなモノだったそうです。
実際にいわゆる「ネオナチ」を信仰する若者も増え、このモニュメント自体ももしもペンキなどで落書きされてもすぐに落とせるように特殊なコーティングが施されているそうです。ただ、仮にペンキをかける人がいるならば、それはそれで「ドイツの現状」として世界に見られるのも現実ではないのか・・・ってニュースキャスターさんなんかは言ってましたけどネ。
「ネオナチ」と言われるとすぐに「ヒトラー信仰の人」を連想したくなる言葉ですけど、この場合のネオナチってのはいわゆる「右翼」と言うか、広い意味での反政府主義の人達って意味だと思います。もっとも、トレードマークがスキンヘッドってのはBBCのニュースにも写真がありますが・・・。
戦争の責任と言うのはいつまで取らなくてはいけないのか?
こんなコトがどの国でも問題になってますけど、ドイツは今後も永遠にこの問題を取り上げるべく作られたモニュメントと言うことです。あとは、戦争と言うもの自体への戒めでしょうネ。
